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山脈(やまなみ)は、北海道紋別郡遠軽町丸瀬布地域の住民で構成される任意団体・山脈文化協会が同地域で発行している地方新聞。事務所は遠軽町丸瀬布新町(旧丸瀬布営林署庁舎内)にある。 ==概要== 1948年8月31日〔「プランゲ文庫新聞目録(北海道関係分)」 (『北の資料』第116号、北海道立図書館、2005年12月)p.54〕、丸瀬布村の地域新聞として、のちに松浦武四郎研究の第一人者として知られた秋葉實(1926年 - 2015年)ら、丸瀬布連合青年団の団員が中心となって、月刊の連合青年団機関紙の形で創刊した。 題号の『山脈』は、当時の丸瀬布の基幹産業だった農業、林業、鉱業にちなむ〔「山脈文化協会(網走管内丸瀬布町) 町内ニュース届け半世紀」『北海道新聞』朝刊、1999年5月31日付〕。創刊当初の紙面はB5判で、住民の詩や随筆を掲載するなど文芸色が強かった〔「丸瀬布の身近な情報伝え49年 ミニコミ紙『山脈』喜びの2000号」『北海道新聞』朝刊1997年9月28日付26面〕。のち旬刊を経て町制施行の1953年に週刊化。秋葉は1953年から1989年まで編集長も務めた。 1954年には、『山脈』の編集発行業務を連合青年団から移管する受け皿組織として、地元各層の住民有志を会員とする「山脈文化協会」が発足した。丸瀬布町広報紙『まるせっぷ』が創刊される1972年までは町の広報紙を兼ね、『まるせっぷ』創刊後は協会がその編集や配布業務も町から受託した。協会はこのほか、町議会広報紙の編集・配布、道庁広報誌配布、気象観測データ集計などの受託業務も行っていた。 創刊50周年を迎えた1998年には、創刊号以降のバックナンバーを収めた記念の縮刷版を出版。同年9月には紙面の判型をA4判に拡大した〔「丸瀬布の情報紙『山脈』 話題伝え“50歳” OBらも参加し記念式典」『北海道新聞』朝刊1998年10月22日付22面〕。 現在は、遠軽町広報紙『広報えんがる』が発行される毎月1日前後を避けた第2、第3、第4日曜日の月3回発行しており、購読料は1か月650円。配達や集金は伝統的に地元の中学生が行っている。長く地域の8割以上の世帯占有率を誇り〔、2007年現在でも丸瀬布地域の約6割にあたる578世帯が購読〔「新編集長に前川さん ミニコミ紙『山脈』 文化協会が総会 遠軽」『北海道新聞』朝刊、2007年5月25日付〕しているほか、地域外の丸瀬布出身者にも郵送を行っている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「山脈 (新聞)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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